イズミルの雑草料理

イズミルでしか知られていない雑草7選

エーゲ海料理は、たっぷりのオリーブオイルと様々な雑草を使ったものが多く、この二つの食材が互いに調和し素晴らしい味わいを生み出すことで知られている。今回は、イズミル特有の雑草、またどのように食べられているかなどを紹介していきたい。

夏場の美しいビーチやその豊かな歴史遺産でもって有名なイズミルは、トルコで最も人気な都市の一つである。イズミルには独自の生活スタイルがあり、その中でもイズミル料理は特別な地位を得ている。イズミル料理の特徴はというと、とにかくオリーブオイルを何にでも使う。イズミル特有の雑草はイズミル料理にとって重要な要素の一つである。

クレタ島のことわざである「ヤギの食べる草は全て食べることができる」を聞くとエーゲ海地域の食文化において雑草は共通して最も重要なものの一つであったことがわかる。これら雑草の一部は調理され、一部はサラダなどとして食べられる。生でそのまま食べられることが多い。この雑草の多くはイズミルのみで育てられている。トルコの他の地域では知られていない。このようにしてイズミル人はこの雑草の特別な価値をよく知っており、様々な種類の料理を作っているのだ。

1.DENİZ BÖRÜLCESİ (デニズボルルジェせィ)(アッケシソウ/ サムファイア)

denizborulce

ヤギの食べていない、いや、正確には食べられていない雑草の一つはサムファイアである。なぜならばこれは海で育つからだ。季節になると市場に出まわるサムファイアはゆでて、またはサラダとして食べられる。オリーブオイル、レモン、そしてニンニクと共により深い味わいを生み出す。よく前菜として魚と一緒に食べられるサムファイアはイズミルの雑草の中では最も知られている料理の一つである。

2.ŞEVKETİBOSTAN(シェヴケティボスタン)(キバナアザミ)

sevketi-bostan-salatasi-611

ゆでられてサラダとして、羊肉と共に、または卵と共にスナックとして食べられるセヴケティボスタンはアックズ、もしくはムバレクディケニの名でも知られている。

3.ARAPSAÇI(アラプサチュ)

arapsaci

食べ方はシェヴケティボスタンと似ているアラプサチュは、最初見た時はディル(イノンド)と見間違えるかもしれない。アニスの香りを漂わせるアラプサチュは、特に夏の季節によく食べられる雑草である。

4.RADİKA  (ラディカ) (セイヨウタンポポ)

radika2

ヒンディバ、もしくは甘ヒンディバとして知られる。トルコのイズミル以外の地域でその名は知られておらず、食べられていない。イズミルではサラダとして、または前菜としてよく食べられる。

5.SİRKEN (せィルケン) (シロザ)

sirken

そのままでも料理として成り立つせィルケンは、サラダとしても食べられる。これらに加えパテ、ボレキ、また卵と一緒でもOK。生で食べられることがはるかに多い。

6.KENGER(ケンゲル)(グンデリアアザミ

kenger

イズミル人でなければ、この雑草は食べられないかもしれない。なぜなら、ケンゲルはとげのある雑草だからである。調理され、またはサラダとしてではなく、漬物として食べられる。漬物が作られる際には、植物の茎が使われる。根からはガムがとれるが、あまり広くは食べられていない。

7.HODAN(ホダン)(ルリジサ)

hodan

外から見るととげがあり青い植物である。しかしホダンのボレキを一度食べてみたらヤミツキになるだろう。イズミル人はボレキとして最もよく食べる。

注:ボレキ料理についてもっと読みたい方はこちらを参照ください。

情報源:http://www.hurriyet.com.tr

翻訳者:Chihiro UCHIYAMA

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*