トルコ初の映画・テレビ博物館 

トルコにおける映画やテレビの歴史、発展

テュルケル・イナンオールにより設立されたTÜRVAK映画・テレビ博物館は、イスタンブールのベイオール地区にあり、トルコにおける映画・テレビの歴史をあつかう唯一の博物館である。

 

映画・テレビ博物館は9つの部屋からなり、映画サロン、カフェ、蝋人形博物館、テレビと映画の歴史の資料が展示されている。

 

映画・テレビ博物館のカフェにある日替わりメニューの名前は、有名なトルコ映画の名前をもじって付けられている。

 

映画・テレビ博物館の広間にはトルコで初めて使用されたカメラ、撮影装置、フィルム、現像液関連の機械、照明のような道具や、映画ポスター、新聞の切り抜き、映画チケット、トルコ映画の貴重な写真からなる巨大なコレクションがある。ムフスィン・エルトゥールルが初めての有声映画を撮ったカメラも展示されている。

 

また、併設のジャレ・クシュハン蝋人形博物館にはトルコ映画の有名な役者である、ケマル・スナル、サドゥリ・アルシュク、アディーレ・ナシット、ベルギン・ドルク、アイハン・ウシュック、ユルマズ・ギュネイ、オズトゥルク・セレンギル、フルシ・ケントメン、ヴァーヒ・オズ、ネジデット・トスン、フェリドゥン・カラカヤなどの蝋人形が展示されている。

 

映画・テレビ博物館のもう一つのパートでは、トルコのテレビについて展示されている。ここでは、記録装置、テレビカメラ、白黒テレビ時代のシグナル表、70年代のスタジオモニター、TRT(トルコ国営放送)初の白黒カメラ、色付きカメラ、ビデオ撮影機、特殊効果撮影装置、スタジオや本物のカメラなどの技術装置が展示されている。他方で、壁にはノスタルジックな白黒時代のテレビ番組の写真と司会者や芸能人のポートレイトが飾られている。

 

この博物館を建てたテュルケル・イナンオールは、トルコ映画とテレビ業のシンボルとも言える。55年間の映画・テレビ業界でのキャリアをアシスタントから始め、副監督、監督、プロデューサー、映画館経営者、パフォーマンスセンター経営者などを務めた。

 

彼はトルコにおける映画・テレビ産業の歴史や感動を未来の世代と共有すること、また映画・テレビに尽力した同僚たちの助けとすること、映画・テレビ産業でのキャリアを考える若者への教育を支援すること、映画・テレビ部門のスタッフを育てることを目的に、1996年TÜRVAKという名のトゥルケル・イナンオールワクフ(基金)を設立した。

 

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TÜRVAKはイスタンブール、カヴァジュク地区に建てられ、後に現在の建物に移転した。

住所は以下:Yeni Çarşı Cad. No:24 Galatasaray Meydanı Beyoğlu

TÜRVAK Sinema-Televizyon Müzesi(映画・テレビ博物館)は月曜除き、毎日開館している。営業時間は10:00-18:00とのこと。

翻訳者:岩田紗知

情報源:www.istanbuldagez.com

 

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