シルクロード:突厥之路 7

GRT(グルメトルコ)特集

第三日目:サマルカンド


・ビビ・ホヌム

ところで午後を回って水があたたかくなってきた。今朝はスーパーで冷たい水を購入し、麦茶のパックを投入していた。水をそのままで飲めないので(水に問題があるのではなく、嗜好の問題)麦茶のパックは重宝する。ところでこうした海外旅行では念のためにパソコンを鞄に入れて行動している。ホステルに泊まっているわけでもないのにこうして用心しているのである。したがってリュックにはパソコンと水のボトルが入っている、炎天下であることを加味すれば軽い訓練と言える。

サマルカンドでのホテルはレギストン広場から歩いて30分ほど、ロシア人マダムが経営する小さなホテルである。住宅街のど真ん中にある。ともかくレギストン広場から20分ほどでビビ・ホヌムという複合施設に到着する。

キャプチャの写真にあるように、すらっと高い壁が目立つ。こうした景色はいかにもイラン風らしい(行ったことはないので断定はできない、少なくとも中央アジアはもともとペルシア文化圏である)。

レギストンと異なり、裏手に回るとモスクやミナレットが崩れかけているさまがありありと見える。補修がなければいずれ砂に埋もれていたのであろう。サマルカンドは中央アジアの拠点都市であり続けたので、今は修復が行われているものの、交通路が変わって放棄された都市は漠中に数えきれないほど点在しているに違いない。

ともあれ建物の陰で休みながら見学、朝はゆっくり起きたし朝食もゆっくり食べたので、お昼を食べた記憶はない。グルメに乏しいレポートである。

ところでビビ・ホヌムでTRT(トルコのNHK)のテレビクルーと遭遇した。尋ねると、彼らはイルベル・オルタイル(トルコの大物歴史家、司馬遼太郎のような先生である)の番組の取材で来ているそう。ただイルベル先生は暑いサマルカンドには来なかった様子、もしかしたら大先生に会えるところであった。彼らから果物を貰ったりして次の目的地へ。

 

永島 育

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