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アンカラ大学食物工学部教授ネヴザット・アルトゥク(Nevzat Artık)博士(61)は、自身が行った研究でトルコ産のトウモロコシが遺伝子組み換えでなく、マイコトキシンの点からも安全なラインにあることを明らかにした。
学術記事「フード&ニュートリションサイエンス」で紹介された調査では、2013年に集められ検査を完了したモデルに7%のアフラトキシンが検出された。2014年にはこの割合が1%を下回った。ネヴザット博士はこのような毒素の低下が、気候の他に生産者の意識や良い農業実践の成果であることを述べた。
また、ネヴザット博士は、通常2回の収穫時期を持つトウモロコシにおいて、サンプルを取集した収穫時期によって毒素の量に減少のトレンドが見えることも研究の中で明らかにしており、次の収穫時期にもサンプルを集めて類似の検査も行う計画があると述べた。
トルコでは2010年3月にできた「バイオセキュリティー法」に基き遺伝子組み換え作物の生産または食料にその成分の使用が禁止されている。
翻訳:Wataru Ishikawa
情報源:http://www.gidagundemi.com
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