トルコのヨーグルト~トルコ発祥の食べ物~

ヨーグルトは欠かせない!

シェア・応援ください

メルハバ~(´∀`)ナスルスン?
もうすっかり春になった今日このごろ、皆さんいかがお過ごしですか?トルコも暗くジメジメした冬が終わり、ようやく待ちわびた春を迎えました。もう連日続く雨に悩まされなくてすむ!(∩´∀`)∩バンザ──イ

4月、トルコでは大掃除が始まります。トルコではこれは年間行事のようで僕もそれを見習って普段よりも多めに掃除をしました。まぁ暖かくなってくると、掃除とかしたくなる気持ちになるのも分かる気がするけどね((´∀`))
そんなこんなで掃除が終わった後、スーパーに買い物に行ったところふと目に付いたものがありました・・・それはヨーグルトの安売り!(´゚Д゚`)!!別に春になったからとか関係ないと思いますが、春にならなかったら掃除もせず家でゴロゴロしていたわけで、スーパーにも行かなかったであろうから春になってよかった(笑)

トルコに住み始めて2年になりますが、その間色んなトルコ料理を見て食べてきました。そんな中、いつも思っていたことは圧倒的ヨーグルトの使用率です。ここで皆さんに質問ですが、ヨーグルト発祥の地はどこだかご存知でしょうか?一般的にブルガリアだと言われているようですが、実はヨーグルト発祥の地はトルコなのです。
トルコ語では「Yoğurt(ヨーウルト)」と言い、日本のようにデザート感覚ではなく、食事のときの脇役として一緒に食べます。それどころかヨーグルトを使った飲み物やスープなど、多種多様です。まず、一番筆頭に上げられるのが僕の大好きな飲み物「アイラン」です。

トルコの伝統的な飲み物として知れ渡っているこの飲み物。作り方は超簡単で、水とヨーグルトと塩少々です。味はヨーグルト本来の味しかありませんが、さらっとしているので飲みやすく、それに健康的。ヨーグルト全般に言えることですが、肉料理と一緒に飲むのが一般的で、よくドネルサンド+アイランなんてセットをお店で見かけます。僕は朝の朝食時や稽古の後、さらにはシャワーを浴びた後なんかにも飲むときがあり、最早生活に欠かせない必需品です。ちなみに写真のアイランはお店で売っている一般向けの製品で、カパック(閉じた)アイランと呼ばれているもの。また、レストランやロカンタではアチュック(開いた)アイランという物が選べます。どういうものかと言うと、コップ一杯に泡盛のアイランを注ぐもので、お店によって味が濃かったりクセがあったりします。さて、このブログ書いたら一杯飲もうかな(^Д^)=3
で、お店で買ってきたのはこの「スズメヨーウルト」です。一人暮らしの僕にはこのサイズで充分です。トルコはアパート一室に家族総出で住んでいることが多々あるのでヨーグルトの消費も激しく、お店ではバケツサイズのヨーグルト缶も売ってます。まぁ実際食べ終わったらホントに容器をバケツ代わりに使いますが(;^ω^)
そしてこのヨーグルトはホントに美味しい。まるで生クリームを食べているかのようなほど良い柔らかさと、過度にすっぱくなく、まろやかな味が僕の舌に大ヒットしました。別に何かの料理に添えなくても、単品でそのままいける美味しさです。これを食べるようになってから気のせいか健康的な体になったような感じがします!
実際にヨーグルトを使ったトルコの代表料理と言えばこれ「マントゥ」です。トルコ風ラビオリと言われているこの食べ物は、水餃子のようなものの上にヨーグルトをかけて食べるもので、ラー油のような特製ソースとお好みでミント、ニンニクもトッピングして一緒に食べます。餃子にヨーグルトという発想に最初は違和感MAXでしたが、一度食べてみたらこの組み合わせを考えた人は天才だと言わざるを得ない美味しさに気付くことでしょう。有名なのはカッパドキア地方のカイセリという町の名前がついたカイセリマントゥスで、イスタンブールでも地方出身のオバちゃんがわざわざ皮から作って出すレストランがあったりとマントゥの地位を確立しています。ああ、食べたくなてきた(゚д゚)
極めつけはこの「イスケンデルケバブ」です。イスタンブールから南に位置するブルサという町の名物ケバブで、ドネルケバブにバターソースをかけて食べるものです。かなり脂っこいのでこれだけだと太ると考えたのか、はたまたどうせ一緒に食べるんだから同じ皿に入れてしまえと思ったかは定かではありませんが、必ず肉+ヨーグルトがセットになって出てきます。このケバブは英語のメニューではスペシャルケバブなんて書いてありますが、確かに味が他のケバブと違って特別感があります。そしてカロリーもスペシャル級でしょう(゚∀゚ ;)そこで写真右のヨーグルトの出番です。これまた最初のころは「いや~流石に合わないだろう・・・」と思っていましたが、脂っこいイスケンデルにはヨーグルトのサッパリさが必要だとごく自然に思いました。ヨーグルトあってのイスケンデルなだけに、脇に出すヨーグルトもいいのを選ばなければなりません。最近食べてないから久しぶりに食べに行こうかな(´∀`)

トルコの食文化に深く関わっているヨーグルト。古くから体調面で大いに貢献しているこの食べ物は今となっても変わりません。脂っこい料理が多いトルコですが、こんなに重宝されているこのヨーグルトを見れば健康面でバランスをとるのに必要ということがよく分かると思います。最近日本でもアイランが発売されたので、一度飲んでみるのもいいと思います。ていうか僕が飲みたいです(・∀・)日本のアイランは本場トルコとどう違うのか?どなたかトルコにきた際には僕にプレゼントして下さい(笑)

それでは今回はこの辺で・・・ホシュチャカルン~(。´Д`。)ノシ

投稿者:Masataka Kobayashi

情報源:http://kobayashi-toruko.com


シェア・応援ください

1 Comment on トルコのヨーグルト~トルコ発祥の食べ物~

  1. グルメトルコチーム ご担当者さま

    お返事いただきありがとうございます。
    Facebookのメッセージのほうにあらたにメールを送らせていただきました。
    そちらもご確認いただけますと幸いです。
    何卒よろしくお願いいたします。

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*