家庭料理「カルヌヤルク」(ナスビ詰め)を作ってみた

ポイント!フライパンに入れる前に、なすびの水を切りましょう!

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メルハバ~こんにちは!

今回は僕の大好きなトルコ料理で、家庭料理についてご紹介します。
今回ご紹介するのは・・・「Karnıyarık(カルヌヤルク)」(*`ロ´ノ)ノ!!

カルヌヤルクとはどんな料理かというと、茄子の真ん中を割いてその中にひき肉を詰めて煮込んだ料理です。カルヌヤルクという名前自体が「お腹を割く」という意味なので、料理の見た目もそれを彷彿させるような見た目です。でも決して気持ち悪い見た目ではないですよ(´゚∀゚`;)僕は日本にいたときから茄子料理が大好きでした。トルコでは茄子を使った料理が多く、このカルヌヤルクは茄子料理の代表格のような料理で、家庭でもよく作られます。それでは今回は、このカルヌヤルクの作り方を紹介したいと思います!!

その前に一つご注意。僕は料理の説明なんてやったことないし、それに!加えてO型!なので多少大雑把な部分が多分ありますのでご了承下さい(;´・ω・`)ゞしかし!多少大雑把な方がトルコ料理は美味しくできるのです。それでは気を取り直してどうぞご覧下さい

※準備するもの
まずはカルヌヤルクを作るにあたって準備するものを説明します。今回は4人分です。
・茄子4つ(一人一個が目安)
・ひき肉300g
・タマネギ 一個
・トマト2個
・ピーマン3つ
・トマトペースト
・タイム(香辛料)
重要なのはこれらです。茄子はこのくらいの大きさで、割と細長いのがベストです。まずはこの茄子の「へた」の部分を切り落とし、皮を削いでいきます。
皮は全部ではなく、少し残しておかなければなりません。なので計3箇所ほど上から下まで削ぎます。全部削いでしまうと、最後に煮込んだとき煮崩れを起こします。ここで一番大事なのが、写真のように茄子に切り目を入れることです。貫通しない程度の深さに、上から下まで切り目を入れます。これは一箇所でOKです。
皮を削ぎ、切り目を入れたら塩水につけます。こんな感じでボウルに浸しておけばOKです。そしてその間に茄子に入れる具を作りましょう。
まずは熱したフライパンでタマネギを中火で炒めます。油はサラダ油を大さじ4杯ほどで、タマネギは細切れにします。色が変わってきたら次々に具を入れて炒めていきます。
順番としては、タマネギの次は細切れにしたピーマンを入れ、その後ひき肉を入れます。ここで言うピーマンとは、唐辛子のような形状をした細長いものですが、普通の形のピーマンでも大差はないので同じく細切れにして下さい。そして塩を小さじ一杯半とタイム小さじニ杯入れて炒めます。この時は少々火力を強くして炒めましょう。ここで入れるタイムが、この具の味に大きな影響を与えます。この香辛料は肉料理にとても合うので、よくケバブ屋とかにも置いてあります。
最後に細切れにしたトマト1個と、トマトペーストを大さじ一杯半入れて炒めます。トマトは皮を剥いた方がベストです。少々辛くしたい方は、お好みでニンニクと赤唐辛子を少々入れてもOK。肉に充分トマトの色が付いたら完了です。茄子に入れる具が出来上がりました!この具はカルヌヤルクだけでなく、僕は時々スパゲッティと混ぜて食べるときもあります。それだけでも充分美味しいし、ただタイムとトマトペーストを入れるだけでこんなにもひき肉が美味しくなるのか!と初めて食べたときはビックリしました。
これで具は完成です!とりあえず、味見に一口食べてみてんんん(*゚ロ゚)!!と唸るような味なら大成功です。ついつい美味しいからと食べてはいけません。茄子に入れる分がなくなりますよ(笑)このフライパンはまだ使うので、一度クッキングペーパーなどでできるだけ油を拭いてキレイにしましょう。
さて、それではいよいよ茄子本体の準備に取り掛かります。先ほどのフライパンに、水に浸した茄子を入れて焼きます。このフライパン全体にまんべんなくまた油を注ぎ、温まったら茄子をフライパンに入れます。ここで重要ポイント!フライパンに入れる前に、写真のようにできるだけ水を切りましょう。熱した油の中に入れるので、よく水を切らないと油が跳ねまくるので危ないです。多少ぎゅっとにぎって絞る感じで切りましょう。この時、フライパンの蓋は完全にかぶせるのでなく、少々隙間を設けてかぶせて下さい。そしてこの間に、お湯も500mlほど沸かしておきましょう。後で使います。
何回かひっくり返したりして様子を確認し、全体に焦げ目が付いたらフォークなどで刺してみて下さい。柔らかくなったらいよいよカルヌ ヤルクっちゃいましょう(`・ω・´)!!最初に入れた茄子の切り目のところから身を広げるように開いていきます。この時、底まで具を入れられるように目一杯広げましょう。でも形を崩さないように慎重且つ大胆に・・・
そして広げたらこ~んな感じでもう目一杯具を入れてください。それはもうはみ出さんばかりに!どうですか?この時点でもう食べてしまいたいくらいですが、ここからもう一手間かけるのがトルコ料理の奥深さ。もう少々お付き合い下さい(´∀`)
最後にトマトの切り身と適当な長さに切ったピーマンを上に載せ、蓋をして煮込みます。トマトは輪切りでお願いします。具を入れたらここで先ほど沸騰させておいたお湯を空いたスペースから注ぎます。目安は茄子の切り口とちょうど同じ高さくらいです。それとトマトペーストを大さじ一杯と、塩を小さじ一杯入れて水に溶かします。この時蓋は完全に閉じてください。そして30分ほど弱火で煮込めばOKです。目安としては、トマトとピーマンが柔らかくなったころが出来上がりの合図です。出来上がったらヘラなどでお皿に乗せます。そして・・・
完!成!(`・ω・´)!トルコの家庭料理カルヌヤルクの出来上がりです!これと一緒に味付きピラフと食べるのがトルコスタイル。基本同じ皿に盛って食べます。柔らかくなった茄子の味と、具のひき肉がマッチしてていい味を出してます。この後美味しくいただきました(゚д゚)<ウマー!!

家庭料理と銘打っていますが、レストランやロカンタでも目にすることがあるくらいメジャーなトルコ料理。皆さんも是非、カルヌヤルク作りにチャレンジしてみて下さい。それでは皆さん、どうぞ召し上がれ( ´∀`)つ アフィイェット オルスン!

投稿者:Masataka KOBAYASHI


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