
皆さんメルハバ!
トルコももうすぐ冬になりつつあり、マフラーやジャケット無しでは肌寒い季節になってきました。いつにも増して温かいチャイが尚更手放せなくなる一方、それと同時に街中のカフェで一斉に出し始めるもう一つの飲み物があります。それは「サーレップ」という飲み物です。
ハッキリ言って冬になるとこれが恋しくてしょうがありません。それほど僕は大好きです。どんな飲み物かと言いますと、一言で言えば「暖かい飲むアイス」です。夏はトルコアイスのドンドルマ、冬はトロっとした喉越しのサーレップ、と季節を感じさせてくれるもので、これは冬の寒い時期にはぴったりです。飲めばすぐに体を温めてくれます。普通だったらカフェで注文するのは、コーヒーやチャイが一般的ですが、冬になると僕の頭にはまず真っ先にサーレップが浮かぶほど。現にこのブログは今、カフェでサーレップ飲みながら書いています。(笑)
このサーレップは伸び〜るアイスのドンドルマと同じ成分が使われていて、元々植物の球根から得た粉が原料です。そこに砂糖と熱湯を加えたものが、この飲み物になります。これに少しシナモンをかけて飲むのが一般的で、お店によってはかけるかかけないか聞かれることがあります。トルコ語でシナモンは「タルチュン」と言い、これを聞かれたら「エヴェット(はい)」か「ハユル(いいえ)」で答えれば分かってくれます。
このサーレップは、何もカフェに行かないと飲めない訳ではありません。最近では少なくなりましたが、外で販売しているのも見かけます。特にブルーモスクやアヤソフィアがあるスルタンアフメット広場では、未だにこういった金のポッドで売っているのを見ることができます。この場合、大抵は紙コップで渡されるので、熱いので注意して下さい。
寒い日に飲む飲み物として重宝されているこのサーレップ、本当に飲むと「ホッε-(´∀`*)」とします。冬にトルコ旅行に来られる方は、チャイだけでなく、是非このサーレップも試して見てはいかがでしょうか?
それではまたお会いしましょう。ホシュチャカルン!
投稿者:小林 正貴
Instagram;https://www.instagram.com/kobayashimasataka/
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