
カドゥキョイ区にあるリペアーカフェで毎月第一日曜日に、壊れたものがボランティアによって無料で修理されている。「捨てるより直そう。修理して、もう一度使おう。」というスローガンの下実現された活動において、技術に無縁の人々が集まることも目的の一つとされている。
カドゥキョイをベースにしているYeryüzü Derneği(地球協会)は「捨てるより直そう。修理して、もう一度使おう。」というスローガンで活動しているリペアーカフェの初の活動が先月協会のSöğütlüçeşme(ソウトルチェシメ)地区にある本部にて実現された。
活動には10人の参加者が持ってきた音声システム、電話、電圧計、電車のおもちゃといった電子機器や、服など14点の物が再利用できるように修理された。
リペアーカフェは定期的に毎月最初の日曜日に開かれる予定。12月4日(日)12時~15時の間にも行われた。
修理するときにその作業法をも語る事によって知識を相手に与えることの重要さを強調するYeryüzü Derneğiのコーディネーターが以下のように説明をし続けた。
「修理の際に、修理法について説明する。それによってこの活動の知識が与える意味が出る。参加者たちが待っている間、おしゃべりをしたり、おもてなしをすることも、地域社会を支えるカフェ環境を作り上げる。このように、技術から離れていった人々が再び技術を通して交流することになる。
Yeryüzü Derneğiは、他のプロジェクトと同様にマルセルモースが唱える贈与論の適用、社会の結束、問題解決、消費の抑制、環境保全の感覚を、このプロジェクトでもう一度示すことができる。我々の社会が消費社会へとならないようにするためにベストを尽くしているのです。我々の活動に参加するためにわざわざ何かの団体に属する必要はありません。全ての活動にあるように、我々のこの活動は全社会に扉を開いています。」
翻訳:Mayumi Suematsu
情報源:yesilgazete.org
Leave a Reply