トルコ料理と聞くと、油っぽくって、スパイスがふんだんに使われた肉料理を想像する人は多いと思います。実際にトルコのレストランなどに行くとその通り、毎日食べたらブクブク太ってしまいそうなものがずらーっと並んでいます。しかしトルコ人もそんな油っこいものを毎日食べていたら胃もたれするわけで。実は家庭で食べられるトルコ料理はもう少しさっぱりしていて、野菜や豆類をふんだんに使ったヘルシーな物が多いのです。もちろん日本料理と比べると味付けは濃く油も多く使いますが。。。
普通のトルコ料理とはどう違うの?
レストランのトルコ料理ではバターやマーガリンを使うところ家庭ではオリーブオイルやひまわり油を使ったり。
米やブルグル(引き割り小麦)も多く食べられる。これらは水炊きではなく油と塩で味付けされる。サルチャ(トマトペースト)で味を付けることもあります。もちろん家庭で食べられるものは外で食べるものより優しい味付けです。
例えばどんな料理があるの?
カルヌヤルク
ナスにひき肉、玉ねぎ、トマトなどをつめ、味付けをしオーブンでじっくり焼き上げたもの。
クスル
日本ではクスクスの名で知られている。トマト、パセリ、レモンなどと共にさっぱりしたサラダ。
ピーマンのドルマ
ピーマンの中に味付けしたブルグルや米をつめたもの。
カリフラワーの煮物
トルコの冬の家庭料理の定番。サルチャで味付けしている。
ひよこ豆の煮物
トルコ料理では豆がよく使われるが、その中でもひよこ豆は定番の中の定番である。これもトマトベースの味付けであり、ピラフと一緒に食べるのが好まれる。
投稿者:Chihiro UCHIYAMA
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