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カンルジャとはイスタンブールのアジア側にあり、ウスキュダル区からパシャバフチェ地区へ行く途中にあるきれいな海岸地区である。
カンルジャと言って思い出す味と言えば、イスタンブール中で有名な「カンルジャヨーグルト」である。
添加物や防腐剤一切不使用で、100%天然の牛乳から作られたこのヨーグルトの一番の特徴は、上から粉砂糖をかけて食べることである。現地の人によれば、このおいしいヨーグルトの元は昔カンディッリ地区に住んでいたブルガリア人であった。
カンルジャヨーグルトの現在まで残らなかったもう一つの特徴は、その色が昔ピンクっぽかったことである。その理由は、カンルジャ付近の赤い草を食べていた牛の赤みがかった牛乳から作られたヨーグルトである。カンルジャという地名の由来は、「カンル」(トルコ語で血付きの意)として知られていたそのピンク色の牛乳であるといわれる。
カンルジャヨーグルトの伝統を生かしている唯一のメーカーは「カンルジャ・ドア・ヨーグルト」社である。
有名なカンルジャヨーグルトをボスポラス海峡の涼しい風と共に味わうのもすばらしいかも。緑の多いカンルジャにぜひ立ち寄って、この美味しいヨーグルトを一口どうぞ。
投稿者:Mayumi Suematsu
情報源:www.istanbul.com
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