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※ボレキ(ポテトやホウレンソウといった具が入ったトルコのサクサクパイのこと)
イスタンブールは単なる歴史の一部ではない。何世紀にもわたって様々な文化を受け入れ、また多くの味を守ってきた街の一つである。イスタンブールではどんな所に行っても、過去と関連のある味を見つけることができる。オスマン帝国の文化を特に密に感じられる街で、この話はまずパン菓子から始まらないといけない。イスタンブールの一番素敵な街の一つサルイェルでも、有名な食べ物サルイェルボレキがある。
サルイェルボレキの歴史
サフランボル市のオンドゥル家が1895年にイスタンブールに来た頃に始めたものである。ブルガリアやアルバニア人がペーストリーにおいて非常に成功したこの時期に店を開いた。手でこね、さらに何層も重ねて作られたユフカ(薄い生地)の間にひき肉、玉ねぎ、ナッツ、干しブドウを入れ込んんだら完成のボレキは非常に有名になった。もはやサルイェルは夏の休暇のためだけではなく、オンドゥル家のボレキを味わうためにも来られている。
イスタンブールのあらゆる所に多くのボレキ屋さんや、サルイェルボレキとしてボレキを売っているところがあるが、本当の味に出会いたいならば、ボレキの祖国、サルイェルへ是非一度行ってみるべきである。
投稿者:Mayumi Suematsu
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